高い生産性に裏付けされた会社の「イズム」。100年続くための企業づくり。
株式会社ロキグループ
代表取締役会長
伊東 伸
株式会社ロキグループは1978年に創業、以来40年続く産業用濾過フィルターの開発・製造するグループ企業だ。提案営業を武器とし、カスタムメイドで顧客のニーズに合わせた製品を届け続けている。代表取締役会長 伊東伸は良い商品を作るために会社の仕組みづくりに独自の理論を持ち込み、従業員の高い意識と生産性を生み出すことに成功した。伊東が語る100年続く企業づくり。その次なる一手とは。
蟹瀬 賢者の選択 Leaders、ナビゲーターの蟹瀬誠一です。
ドーキンズ ドーキンズ英里奈です。
蟹瀬 今回は会社の強みを徹底追求し、100年続く企業を目指すあるメーカーの取り組みに迫ります。
株式会社ロキグループ-1978年、前身となる日本濾器株式会社設立。
カスタムメイドを強みに、半導体や飲料などに用いる産業用フィルターの開発・製造を行っている。2014年、株式会社ロキテクノを中核にロキグループを設立し、ホールディング体制へと移行。創業からおよそ40年、グループのトップとして会社を牽引するのは代表取締役会長 伊東伸(いとう しん)。
伊東 企業は継続することに価値があると思います。この先100年に向けて社員の志を一つにして同じ方向を向くというのが大事だと思っています。
ビジネスの変革とあくなき追求を推進し続ける。伊東が唱える100年企業を目指す「ロキイズム」とは?
ドーキンズ それでは、本日のゲストを紹介します。株式会社ロキグループ 代表取締役会長 伊東伸さんです。よろしくお願いします。
伊東 お願いします。
蟹瀬 どうも、よろしくお願いします。ロキグループの中核企業ロキテクノの強みですね。それから100年企業を目指してらっしゃる。何が原動力となるのか、今日じっくりお話を伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
伊東 よろしくお願いします。
ドーキンズ ロキテクノはフィルターカートリッジの開発・製造で事業展開されているということで、こちらがそのフィルターですよね?
伊東 私どもは主に産業用のフィルターなんですね。実はこのフィルターでも2万種類ありまして、私どもはフィルター業界の中でも非常に多くのフィルターを扱っている会社だというふうにも言えます。
蟹瀬 このフィルターってどういう構造になっているんですか?
伊東 ここにサンプルを切ったものがあるんですけれども。はい。どうぞ。
蟹瀬 ありがとうございます。軽いですね!やっぱり。
伊東 そうですね、不織布という、よくマスクとかに使われる素材でできているので。
蟹瀬 新幹線のお絞りだとかそういうことですね。
伊東 はい。
ドーキンズ 失礼します。
伊東 これは糸を巻いている製品なんですよ。糸と糸の間で濾過をしていく、この歴史が一番古いんですよ。
蟹瀬 そうですか。
普段があまり見ることのないフィルターではあるが、実は我々の生活の中の様々なところに使われている。
伊東 これはある家庭のリビングを想像していただければいいと思うんですけども。この中で、我々のフィルターがどこで使われているというふうにお考えでしょうか?
蟹瀬 うーん。意外とテレビとかもあるのかもしれないな。
ドーキンズ テレビですかぁ!?私、当てに行くんだったら、絶対ワインボトル。使われていると思います。
蟹瀬 飲み物ね。飲み物とかはなんとなく当たり前っぽいじゃない。
ドーキンズ うふふ。
伊東 例えばプリンターもありますし、プリンターはインクジェットというのでインクの濾過、液晶のテレビは液晶の「液」っていう字が入っている以上、液体が流れているんですね。ですから、そこでもフィルターが使われます。飲料もそうですし、パソコンなんかも液晶ですし、あと半導体部品が使われます。それを綺麗にするための化学薬品の濾過というのもあります。様々なところでフィルターが使われるんですね。
出演者情報
企業情報
関連コンテンツ
カテゴリー別特集
リンク