「人生は赤ボタンだ」押せばきっと明るい未来へと歩き出せる積極的精神スイッチを操れ
株式会社サイエンス
取締役会長
青山 恭明
株式会社サイエンス。2007年、現在の取締役会長である、青山恭明が設立。設立当初から、浄活水装置、マイクロバブル入浴装置などの開発、製造、販売で事業を展開している。水と空気で身体を洗う常識を変えたい。「美と健康と水を科学する」をテーマに、青山が目指す、新たな生活習慣の価値と提案とは?
こちらはおよそ10年前からサイエンスの製品を導入しているという株式会社タカラレーベンのモデルルーム。
第一営業部・石島タカラレーベン初のコンパクトマンションということになりまして、より快適に健康的に暮らしていただくために、水にこだわりまして、LUIC PROJECTという名称で、サイエンスさんと共同開発いたしまして、タカラの水、タカラのマイクロバブルトルネードO2、タカラのナノシャワーという名称で標準設備として導入いたしております。
こちらの会社では現在、建築中の建物も含めて、今後も全戸に製品を標準装備していくという、その狙いとは?
第一営業部・石島他社との差別化を図るというところで、一番強みになっております。
蟹瀬当然、工事が必要になるわけですよね。
青山はい。
蟹瀬そのあたりの工事費とか手間とかというのはどうなのでしょうか?
青山実際に、たとえば、ユニットバスが多くなってきていますが、ユニットバスの場合、浴槽の横にエプロンと言いまして、浴槽の横の壁、あれがパカッと開きますので、あの中に装置が全部入ってしまうんですね。
福井へぇ……。
青山だから、だいたい、工事をしたら、ビルトインで3時間から3時間半あれば完全に新築と同じようにバスルームがエステルームに変わるということですね。
青山実際に、何ミクロン以下を何バブルと呼ぶとか、何の基準もなかったんですね。それで、現在の話をしますと、一般社団法人ファインバブル産業会(FBIA)という、実は工業会ですね、70数社加盟しておりまして、まず国際標準ですね、いわゆる、ISOのTC281。
蟹瀬やはり、標準化されることで安心も技術的なレベルもきちんと整ってくるということでしょうかね?
青山はい、そうです。国内ではファインバブルの登録制度、というものが実は始まっておりまして、ありがたい話で、私ども、サイエンスのマイクロバブルトルネードが第一号の登録認証を頂きまして、国内においての基準としては、JISの規格を立ち上げていくことで、今、現在進行中のところでございます。
青山冒頭で、パラダイムシフトという話がありましたけれども、我々としては「身体をきれいにするというのは、こすって洗うことだ」という生活習慣、常識を変えていきたいと思っているんですね。
福井でも、常識を変えるというのはかなりのエネルギーが必要だと思いますけれども、その源というのは何かあったのですか?
青山正直な話、これはプライベートな話になるのですが、実は私、娘が3人おりまして、一番下の娘が小さいころ、強度のアトピーと言われたんですね。それで、特に両腕の内側がもうひどくなって象皮になってしまって、女の子なのに夏でも半袖を着させてあげることができない、これは本当に身内にそういう子供を持った親でないと、この気持ちは分かってもらえないんですけれども……。それがもとでいじめを受けて、「それ、うつれへんのか?」と言われたり、毎日、泣いて帰ってくるんですね。
それで、やはり、親としてはどうしても治してあげたいということから、実は水に深入りして、当社のスタートのときの商品、家の大元に付ける浄水装置ですね。というのは、私の娘自体がいわゆる、塩素の刺激で反応が出るんですね。
蟹瀬水道の水の中に入っている塩素が刺激をすると。
青山そうなんです。家の大元に浄水器を付けて、そうしたら、家中の蛇口から溜めるお風呂もお湯も刺激のないお水で入れるようになる。やはり、これが全部開発につながっていますね。
蟹瀬そのお話を聞くと、僕も実は娘が、やはりアトピーが出て、なんとかできないかということで悩んだ時期もありましたから、やはりなるべく刺激をしないできれいなものを使いながらということで、本人もよくなっていったのですが……。でも、それはすごい動機、モチベーションですよね。
青山そうですね(笑)で、それがうまくいって、で、世の中、同じように困っている方々がたくさんおられるだろうなという中で、これは絶対に商品として、世の中に普及したいと強く思っていますね。
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