圧倒的な「ダイバーシティ人材」とガス事業の信頼でお宅のエネルギー革命を
株式会社サイサン
代表取締役社長
川本 武彦
一人の思いが世界を変える。賢者の選択リーダーズ。
株式会社サイサン。1945年、創業者である株式会社サイサン代表取締役社長川本次郎が酸素溶接材料の販売を開始。1946年に埼玉酸素販売所を設立。1954年埼玉酸素株式会社を設立。1970年株式会社サイサンに社名を変更。創業からおよそ70年、サイサンを率いるのは代表取締役社長川本武彦。
電力自由化を追い風に成長し続ける川本が目指す最も身近なホームエネルギーパートナーとは?
関係者年間で約3000円くらいはお安くなっておりますので、今からの時期が電気をいっぱい使う時期にもなりますのでメリットが出ていいかなと思っております。モンゴルのウランバートル市では暖房に薪ストーブや石炭を使う家庭が多くて、子供達もいろいろ病気が多くなっていますし、大気汚染が大問題となっております。やっぱり今使ってる薪ストーブや石炭のストーブをLPガスに変えて、少しでも改善したいなと思いましてサイサンに入社しました。
宮川それは本当にダイバーシティですよね。多様性の中から何か生まれてくるということでね。これは日本にも日本人のみなさんのモチベーションにも。
亀井繋がるということで。
宮川ですから、このガス管を引くまでなかなかいかないですからね。その前に運搬可能なLPガスが世界中、まだまだいっぱい活躍する場があるということですね。
川本やはりLPガスの良いところというのは、このボンベを持っていけば、その場でエネルギーとして使えるということですから、どんなモンゴルの草原のゲルのなかでもこれが使われてるということなんですね。これさえ持っていけばというのがLPガスの良さでありますので、この利点を使いながらですねLPガスの普及に海外で努めているところでございます。
宮川その進出先の国でもですね、LPガスを使う会社があると思うのですが、そういったLPガスの会社との差別化というのはいったいどのようにしてらっしゃるんですか?
川本日本で我々LPガスの事業を長年やっておりますので、そこで培った技術または保安に関する考え方、等を武器にしてですね、海外に進出しております。やはり歴史の浅い国では安全、安心に対する知識がお客様に浸透していないということがありますので、私どもはそこをしっかりやることでお客様に安全安心なガスをお届けしたいなという思いでやっております。幸いアジアの国々では日本の品質というものに対して非常に尊敬の念を抱いていただいているところもありますので、そういう意味ではベトナムではですね、
川本このボンベに会社の名前と共に日本品質というベトナム語なんですけど入れております。そうすることによって、お客様から見ると非常に安全安心というイメージがあるということで、そのボンベの方が売れるということが現実としてあるんですね。日本ブランドを前面に出しながら海外でも展開していきたいというふうに思っております。
亀井今後進出を考えてらっしゃる国とかあるんですか?
川本はい、やはりASEANを中心としたアジアを第一に考えております。人口も増えてる、また薪や石炭を使ってる比率も多いのがこのASEANでございます。そこにこういうものをLPガスを供給することによって、やはり社会のインフラとして、そしてその国の発展にも大きく貢献できると確信しておりますので、そういうところで私ども商売させていただきたいなとそういうふうに思っております。
宮川ただ持っていかれるだけでなくて、日本の品質管理といいますか、
宮川そういったものを現地に伝えて、現地の品質管理も上げていくというそういうこともありますよね。
川本そうですね。やはり安全安心に使っていただかないと大きな事故になってしまいますので、そういうものをお客様にしっかりお伝えする、または日本のLPガスの歴史を見てですね、これはこの国には昭和40年代のこういう保安技術が合うんじゃないか、この国には昭和50年代のこういう営業手法が合うんじゃないか、そういうものを私どもタイムマシン経営と言ってますけれども、そういうものを経営に取り入れながらですね、各国に合った形で保安安全というものを提供していっているというのが実情でございます。
安心安全を輸出することで途上国のインフラを支える。それがサイサンの目指す未来への投資。
川本世界の人口が70億人いるといわれる中、まだ30億人の方がガスを使ってない。
亀井さて、番組では賢者の文と題しまして、ゲストの方の心に秘めた言葉を一筆書いていただいています。川本さんお願いいたします。
川本凡事徹底です。
川本見てのとおり当たり前のことを当たり前に徹底して行うということなんですけれども、やはり我々ガスの事業を行っていく中で、お客様から何十本何百本という電話を頂戴しています。我々にとっては一日にかかってくる何百本の電話であっても、お客様からするとガス会社に電話するということは滅多にないことだと思うんですが、その一回の印象によってその会社の評価が決まってしまうということで99%ではダメだ電話応対1つにしてもしっかりと100%やっていこうということで、この凡事徹底というのを社員綱領としても掲げて社員と共有しているところでございます。
宮川そういった日常のことというのが一番大切ということですよね。
川本私自身もいい会社にしたい、立派な経営者になりたいと思ってもですね、なかなか一挙にそうはいかないと思うんですけど、まあ小さな良いことを1つ1つ積み重ねる、凡事徹底を積み重ねることによって、少しずつ進化していくのではないかというような思いで、この凡事徹底という言葉を書かせていただきました。
亀井人とのつながりで発展された会社でいらっしゃるからこそ、やはり1つ1つの対応というのがやはり信頼を作っていくのですね。
宮川さあ、今後の展開ということになりますと。
川本2016年4月の電力の自由化に続きまして、2017年4月には都市ガスも自由化されます。我々それに臨んでトップランナーとして走り続けたいという思いでございます。またアジアを中心とした海外展開も加速させていきたい、そして創業100周年を迎える2045年には、
川本総合エネルギー生活関連事業でアジア太平洋地域でリーディング企業になりたいという非常に大きなビジョンを掲げてまい進していきたいとというふうに思っております。
宮川今日はどうもありがとうございました。
川本ありがとうございました。
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