初の宅配ロッカーを生む「お客様にサービスしかできない」24時間顧客主義
株式会社フルタイムシステム
代表取締役
原 幸一郎
目まぐるしく変化する世界経済と地球環境、かつてない変化とスピードの時代に我々は、どう向き合うのか?時代を牽引する賢者にその答えを聞く。ターニングポイント、賢者の選択。宅配便年間取扱量32億個。不在時でも受け取れる宅配ロッカーで成長を続ける株式会社フルタイムシステム。
石田ターニングポイント、賢者の選択。今回は、宅配ロッカーのフルタイムシステム社長。原幸一郎さんをお招きしています。原さんは、大学を卒業して世界放浪の旅に出て、今のビジネスに結びつく様々な経験をなさったと言います。そして、高校、大学とラグビー部で培ったファイティングスピリッツで宅配ロッカーサービスを牽引されています。
蟹瀬もうまさに、猪突猛進という。
原いやいや。どうもありがとうございます。
蟹瀬以前、お話を伺った時は宅配ロッカーっていうのは物凄く新しくて。これ専門という形だったですけれども。その宅配ロッカーのサービスをベースに、いろいろ多角的にやってらっしゃる。どういうサービスなんですか?
原宅配ロッカーは当たり前になったじゃないですか。宅配ロッカーの時にですね。書留のシステムをうちでやらせていただいたんですよ。平成10年に許可をいただいたんですけれども……。
蟹瀬書留の郵便がこう来たりね。
原ええ。これはね。二重ボックスにせいとかですね。わからんようにせいとか、郵政さんとご一緒に作らせてもらったんですけれども。
蟹瀬より高度な安全を守らないといけないと。
原それをちょっと改良して、そこに自転車のですね。電動自転車の充電器を入れて受電するとか。そして鍵と一緒に取り出すとか。
蟹瀬ええ。
原それをどんどんと次の事業として、これもやっぱりお客さんのニーズですな。お客さん、自転車貸出し出来んのかと。こういう話があった。あ、やりまっせと。まかしてくれと。
蟹瀬そんなこと出来ませんっていう感じじゃなかったんですか。
原いやいや。すぐ出来ますよ。先ほども言いました書留のシステムありますから。そこに入れたら終わりだと。これちょっと特許の方出してますけどね。
蟹瀬スペース自体は大きな、スペースが必要なんでしょう?
原そうですね。充電器は、こんなもんですから。1ボックスの方のところに3つずつか4つはいるんですけどね。それを入れて充電して、一番充電器の出来上がった分から順番にポンポンポンと色が入ってきます。それを差し込んで自転車にシュッと借りると。これ今、流行ってますねん。
石田それでは、どのようにレンタサイクルが行われているのかご覧ください。
多くの高層マンションでは、敷地が狭く世帯数に対して十分な駐輪スペースが取れない。そこで、登場したのがフルタイムロッカーを活用したサイクルシェアリングサービス、-rents倶楽部。
登録した会員は、月定額利用料を支払い好きな時に電動自転車のシェアリングが出来る。無人の宅配ロッカーから個人認証できるICカードでバッテリーを取出し、指定の自転車が利用できるという仕組みである。利用状況は、FTSコントロールセンターが管理しており、登録者は携帯電話サイトで空き状況も確認できる。
蟹瀬このサービスが自転車まで広がっていったと。自転車っていうとなんとなく不届き者がいて、返さない人がいるんじゃないかなと。
原それはね。24時間管理センターがあるじゃないですか。そこから6時間なら6時間、4時間なら4時間セットしておいたらですね。そのお客様に対して早く返してくんなはれやと。大阪弁ちゃいますよ。ちゃんと早く返してくださいよと、こう行くわけですよ。機械的にもう行きますから。自動コールバックでパンパンパンパン行きますから。ちゃんと帰ってきますよ。今までおかげさまでっていう感じですね。
蟹瀬ああ、そうですか。
原ありがとうございます。どこかで故障したら100%保証がちゃんといきますから。うちの提携業者が。
蟹瀬じゃあ、常にそういう形でお客さんの動きっていうのはある種、補足をしているような。
原ええ。もう100%。うちで24時間管理している……。
蟹瀬自転車で止まってなくて、なんですか。自動車までいってるんですか?
原おかげさまで。自動車も、これもご要望がありましてね。これは、やっぱり自動車のレンタルとかそういうの出来ないかと。
蟹瀬それはもう、箱の中に入らないでしょう。
原これは、鍵の管理システムがポイントなんですよ。
蟹瀬そうかそうか。
石田鍵を管理する。
原うちは、レンタカーの資格を取りましてですね。とってから、その鍵を貸し出したんです。
蟹瀬それはもうレンタカーと同じじゃないですか。
原レンタカーは、やっぱりカーシェアリングの方が安上がりなんじゃないですかね。僕ね、調べたんですよ。そしたら、一番最高の方で、カーシェアリングやっておられる方で。一番最高の方で、土日、子供連れてカーシェアやってますよという方で2万円でしたな。一番払っている方で。
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