高齢者への「感謝」と「創新」で壁を乗り越え、品質を守り続け本当の笑顔へ
株式会社ナリコマエンタープライズ
代表取締役社長
竹内 美夫
株式会社ナリコマエンタープライズ。1951年、大阪府で大衆食堂として開業。1967年、給食部門拡大に伴い、ナリコマ給食株式会社を設立。1990年、高齢者のお食事サービス専門会社として、株式会社ナリコマエンタープライズを設立。早くからセントラルキッチン方式を採用し、関西を中心に、関東、中部、中国、九州地方で事業を展開している。そんなナリコマエンタープライズを率いるのは、代表取締役社長、竹内美夫。高品質のお食事サービスで高齢社会の未来を切り開く。竹内が目指す、「将来もなくてはならない会社」とは。
調理された食事は食材ごと、あるいは料理ごとに包装され、各施設へと仕分けされていく。関東セントラルキッチンでは、西は静岡、東は福島まで1都8県、およそ150の施設に配送をする。
ドーキンズ本日は調理、包装、そして仕分けの過程を見させていただいたのですけど、どの過程でも衛生管理、品質管理はしっかりされていること、さらに届け先のことを思って作業されているのだなと思いました。この後こちらの商品がそれぞれの施設へと送られます。
こちらはナリコマエンタープライズの食事サービスを利用している高齢者施設、クオーレトーリツ立石。
ドーキンズ営業の方のお仕事は具体的にどのようなことをされるのですか?
春野はい。導入期間が終わりましたら、最低でも月に1回、施設様のいろいろなご導入いただいた後の不安であるとか、困っていることっていうのをお伺いして、その場でアドバイスはさせていただきますし、できないことは改めてきちっと確認した中で、再度ご訪問してという形になりますね。
以前は他の食事サービスを利用していたが、1年前からナリコマのサービスに切り替えたという。
柴崎まず職員に「色々なところの味を試食してごらんなさい。職員自ら食べなさい」とお話したのですね。その中にナリコマさんの試食ももちろん交えて、それで職員たちが出した答えが「ナリコマが1番美味しい」と。やはり生物のお取り扱いとかがナリコマさんはあるので、そこがすごく魅力的というのもありました。後は、ナリコマさんのサポート体制がすごく手厚いのです。こちらが慣れるまでは、必ず職員の方が来てサポートをしてくださる、そこの安心感もあって、ナリコマさんのほうに決めました。
ドーキンズ入居者の方の反応はどうですか?
柴崎やはり家庭的な雰囲気がすごく出ているので、見た目も彩りもすごく綺麗で、とても皆さん喜んで召し上がってくださっています。
蟹瀬食品だけでなくて、トータルにサポートしていくと。これは相当これからメリットが出てくるのでしょうかね。
竹内私共のお食事サービスを受け入れたい、でも「コスト的に高くつくんじゃないの?」そういう経営者の皆さんの危惧もあるわけですね。その中でこういう運営のやり方をすれば無駄な部分を無くせますよ、水道光熱費ひとつとっても人件費にとっても設備備品にとっても無駄なところをカットできるノウハウ、26年間の実績と経験がありますので、色々なことをアドバイスできるようになっていますね。
蟹瀬その施設の設計まで関わっていくということになる?
竹内そうですね。新しく新設される施設様については、そういう最初のほうからきちっとアドバイスさせていただいています。
どのような営業を行なっているのか、担当社員に話を聞いた。
安田オーナーさんは、利用者さんの満足とコストのバランスを見られることが多くて、その両者をずれないように、両方ともメリットがでますよということをアピールするようにしています。
例えば「厨房が半分になりました」と、「半分のスペースでいけます」となれば、当然、ごく少ない機械でやっていくことができるので、エネルギーのコストも下がりますし、人を投入する量も減るということなのですけども。じゃあ、減らした分、「何に使いますか?」ということなのですけど、例えば介護施設であれば、もう1室お部屋を作ればもう1人利用者さんを入れることができて、コストが下がる分と収入が上がる分の両方のメリットがあるというところもオーナーさんに説明していくことになるのかなと思います。
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