選択で強みを知る!「食べて感動する食材を」の信念
エム・ヴイ・エム商事株式会社
代表取締役社長
石田 希世士
ビジネスでしばしば言われるが決して容易ではない「選択と集中」。それに成功して青果物専門商社を立て直し、消費者、生産者にもメリットのあるビジネスモデルを築いた男が語る、経営ビジョンと戦略とは?
エム・ヴイ・エム商事株式会社。1975年、現在の取締役会長である、石田忠章がエム・ヴイ・エム商事株式会社を創業。前身となる清浄野菜普及研究所では、カット野菜専門工場として事業を展開。その後は、海外からの青果物を輸入する事業や国内での野菜産地開拓と商品開発にも力を入れている。
創業からおよそ40年、現在のエム・ヴイ・エム商事をけん引するのは代表取締役社長、石田希世士(きよし)。旺盛な開発スピリットと高度な専門性で農産物業界のエクセレントカンパニーを目指す。
石田が唱える青果物に特化した新たなる選択と集中とは?
福井はじめにお伺いしますが、エム・ヴイ・エム商事はどのような理念を掲げられていらっしゃるのでしょうか?
石田食生活の向上と、それと事業に関わるすべての人たちの幸福を追求する、それが我々の企業理念であります。
福井さて、この番組ではエム・ヴイ・エム商事の今を象徴するものをお持ちいただき、番組を進行させていただきます。今日はどのようなものをお持ちいただいたのでしょうか?
石田はい。実はこれが、我々が今、力を入れている商品でございます。
宮川このりんごがなぜ、象徴するのでしょうか?
石田福井さんは、りんごはお好きですか?
福井もちろん、大好きです。でも、私は一人暮らしなので、やはり、りんご一つを食べるとなると、結構、ずっしりきますし、半分残すと表面がすぐに色が悪くなってしまいますので、一生懸命、一個食べるというような形で……。
石田そういう声がたくさん我々の元にも届いておりまして、日本というのは実をいうと、果物を本当に食べない国民なんですね。
日本人の果物離れの理由として、値段が高い、手間がかかる、量が多いなどが挙げられ、なかでも若者や単身者が果物の購入を敬遠する傾向にあるという。
石田しかしながら、たとえば、バナナとかキウイフルーツとか、そういった商品は手軽に食べられる、そして、栄養価も高いということで、今、果物全体の消費は下がっているのですが、そういった(手軽に食べられる)果物の消費は上がっているということになっております。
それで、これが我々の商品であります。カットしたりんごです。ぜひ、これをご試食してみてください。
福井このタイプのりんごは初めて見ました。
石田自然の……。
宮川うん、りんごですね(笑)
福井本当にフレッシュのそのままですね。先ほど、私が言ったわずらわしいポイントがすべて消えている商品ですよね。
石田そうだと思います。
このカットりんごは新鮮なりんごを食べやすいサイズにカットしたもの。皮つきと皮なしなど期間限定品を含め、7タイプを販売している。
石田いわゆる、手軽に、スナック感覚で食べることができる商品ですね。
福井こちらの商品になる、商品化の経緯はどんなところから始まったのですか?
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