国産医療ベンチャーが「地鳴りのように」ポジティブに変える医療現場とは?
大研医器株式会社
代表取締役会長
山田 滿
目まぐるしく変化する世界経済と地球環境。かつてない変化とスピードの違いに我々はどう向き合う。時代を牽引する賢者のターニングポイント賢者の選択。外資系企業が席巻する日本の医療機器市場にその牙城を崩そうとするある国内メーカーが現れた。大阪に本拠を置く大研医器株式会社。クーデック、クーデターバイテクノロジーというブランド名を掲げ、独創的な製品をこれまで数多く開発してきた。院内感染の防止、患者の身体的負担の軽減、最先端医療の現場の声を反映した製品はその多くが国内トップシェアを誇っている。そしていま世界へ大きく市場を広げようとしている大研医器創業者山田満。その経営戦略の全容に迫る。
蟹瀬ターニングポイント賢者の選択ナビゲーターの蟹瀬誠一です。
石田アシスタントの石田紗英子です。
蟹瀬健康で長生きしたい。これは誰しもみんな思ってることなんですけども、やっぱり病気をしてしまうということもありますよね。そんな時にお世話になるのがお医者様とお医者様が診断に使う医療機器だと思います。まあこの医療機器の世界もですね大変技術は日進月歩なんですね。というわけで今回は独自技術による医療機器の開発で業績を伸ばしていますベンチャー企業にスポットを当ててみます。
石田それではゲストの方に登場していただきましょう。大研医器株式会社代表取締役会長山田満さんです。
蟹瀬どうもありがとうございます。
山田どうも初めましてよろしくお願いいたします。
石田それでは早速山田会長のプロフィールをご紹介いたします。大研医器株式会社創業者の山田満会長は1932年大阪でお生まれになりました。1951年栄工業高校を卒業後、電電公社、現在のNTTに入社。1968年に医療機器のベンチャー企業大研医器を創業されました。医療用吸引器などオリジナルな医療器具の開発、販売で業績を飛躍的に伸ばしてきました。ちなみに最近プライベートの音楽スタジオ作られてドラムをされてるそうです。
蟹瀬いやーすごいですね、ドラムって結構を力入るし大変でしょう?
山田左右両足違うわけですから、だけどやっぱりリズムっていうのは一番人間には必要だと、しかもその快適なリズム、それを維持するために老化現象をある程度を食い止めないと。
蟹瀬なるほど。
山田そういうことを含めまして。
蟹瀬お仕事にも繋がってる感じが。
山田という風に言いたいんですけどね。
蟹瀬まああの最初電電公社の方にお勤めになったということですけども、これはどういう経緯で電電公社の方に?
山田実はですね、私の親父が小学校のしがない教師をしてたんですけども、私は末子でしてね、7人兄弟の。従って私が成人する頃には親父はもう退職しておりまして、収入源がないので実はアルバイトをしながら大学受験に一回失敗しましてね、予備校に行きながら、アルバイト先がたまたま今で言う現在のNTTですね。
蟹瀬そうだったんですか。
山田はいそれでアルバイトで行ってる時に、中途ながらそういう採用試験がありまして、それになんか知らないですけど合格しましてね、親父にそれを言ったら、親父の方がそれはその方がいい、と。そのままズルズルとですね、社会人になってしまったのが電電公社に入ったきっかけですね。
蟹瀬じゃあ気軽にそのアルバイトをしたのが最初の本格的なお仕事になったと。
山田結果的にはそういうことです。
蟹瀬実際にはどういう仕事内容だったんですか?
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