賢者になろう!
賃貸経営の賢者になろう!
~管理会社選択のポイント~
第2回 ポイントその1 『入居者募集業務』
前回は不動産管理会社(=プロパティ・マネジメント会社/以下「PM会社」)には「店舗兼業型」と「PM専業型」のふたつのタイプがあることをお話しました。
今回からは3回にわたり、PM会社の基本業務とその求められるレベルをお伝えし、さらにふたつのタイプの“強み”についてご紹介してまいりたいと思います。
さて、PM会社が行う基本業務には、主に次のものがあげられます。
今回はこのうち「1入居者募集業務」についてお話しいたします。
「入居者募集業務」とは、簡単に言えば、管理をお任せいただいている物件で入居者様が退去したとき、次の入居者を探し契約を締結する業務です。
この業務が滞れば、当然、空室期間が長期化し、その間オーナーには家賃収入が入ってきませんから、一日も早くお部屋を稼働させることが第一の目標です。
しかし、早く空室を埋めるだけでなく、できるだけ高い家賃を得られるようにすることも大切です。
「店舗兼業型」と「PM専業型」の各PM会社はそれぞれのやり方でもって、この業務を行いますが、その会社のレベルを見極めるのに共通して使える指標は「空室率の低さ」(=稼働率の高さ)です。
オーナーがPM会社を選定するときは、「管理物件の稼働率はどれぐらいか?」ということを確認されるとよいでしょう。稼働率を公表できない、もしくは把握していないようなPM会社に管理を任せるのはリスクが高すぎます。
企業情報
- 公開日 2012.11.05
関連コンテンツ
カテゴリー別特集
リンク