未来を生きるため、
安定を捨てて挑んだ社業転換。
「変える力」の原動力とは
株式会社三機サービス
代表取締役社長
中島 義兼
私たちが普段から当たり前のように利用しているビルや施設。これらを快適に利用できるのは、見えないところで多くのサービスが動いているためだ。株式会社三機サービスは施設のトータルメンテナンスを請け負う企業として、現在ではビルだけでなく数多くの商業施設などのメンテナンスを行っている。代表取締役社長 中島義兼は、会社の将来性に疑問を持ち、大胆にも社業転換を図った。中島の決断力と行動力は会社の運命を大きく変えていくことになる。
佐藤 今まで以上に三機サービス様とも連結に、親密に連絡を取り合いながら進めていければなと考えております。
この他にも三機サービスでは、大手スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホテルなどの空調メンテナンスを行っている。
蟹瀬 トータルでメンテナンスをやるってことは、いろんな種類の仕事が必要になってくるはずですね。そうするとそれをできるための専門的な技術を持った人が必要になると思うんですけども、この辺の人材の教育といいますかね、このあたりどういうふうになさってるんですか?
中島 上場したときに本社の中に研修センターを作ったんですね。それでいろんなメーカーさんのものを置いて直接触れるような形にしました。
坪井 私は今、兵庫県姫路市にあります、三機サービスの本社に来ています。早速お邪魔したいと思います。
こちらは本社1階に作られた研修センター。どのような研修を行っているのか担当者に話を聞いた。
(インタビュー:品質管理部 執行役員部長 大橋 一彦さん)
大橋 4月に入社した新入社員の研修をやっております。技術的には、現場に出す前の段階の研修を今2ヶ月間でやってます。
坪井 いろいろな機械が置いてありますが、どういったものなんでしょうか?
大橋 主に業務用の空調機器なんですけれども、実際に東京ドームであるとか、大きな施設に対しての空調熱源というのがこちらにある機械です。一般的な業務用のエアコンっていうのもいくつかあります。
実際にさわって点検をし、あとは故障のシミュレーションをしたりとかいうことで、かなり実戦に近い形の研修をいまやってます。
実際に研修を受けている新入社員に話を聞いた
(インタビュー:メンテナンスサービス部 大阪センター 第一グループ 鎌田 晃企さん)
坪井 こうした実機を研修で使えるっていうことには、どういうふうに感じていらっしゃいますか?
鎌田 現場に行ってすぐできるわけではないと思うので、こうやって実際に機械を触ることで、自分的に練習ができるっていうのがすごく助かっています。
(インタビュー:トータルメンテナンス部 営業グループ 古市 沙英さん)
古市 なかなか触れる機会がないので、最初はちょっと戸惑ったけどなんかドライバーとか開けて中見ていくと、結構楽しいです。
(インタビュー:メンテナンスサービス部 東京センター 第1課 廣川 太聖さん)
廣川 最初考えてから実機触るっていうのが、流れとしては一番多いんですけど、座学というか理論だけやってるよりも、触った後の方が分かっていることが多かったりします。誰からも必要とされて会社にとっていなくてはならないような存在になれたらいいなって思ってます。
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