雇用の「三方よし」がある社会へ!「とらわれず」進める手法は「社内国会」
株式会社パソナグループ
代表取締役 グループ代表
南部 靖之
今日本は少子高齢化に伴い労働人口の減少化が危惧されている。その一方で派遣切り、リストラといった雇用問題が顕在化している。日本の経済を左右する労働と雇用の問題。その中で新しい働き方の提案で革命を起こしている賢者がいる。パソナグループ率いる南部靖之である。雇用革命による人材派遣業、その成長戦略に迫る。
南部うん、フレッシュキャリア社員って言っています。そしてパソナに籍を置いたら、徹底してビジネスマナーを教えるんです。それから山の家、海の家っていう福利厚生施設も社員と全く同じく使えます。健康管理もする。話し方からビジネスマナーを徹底して教えますからね、みんな自信を持つでしょ、そしてパソナの営業マンと一緒に中小企業をまわるんです。そうするとなかなかしっかりして話し方もなかなか規律正しいし、いいじゃないかとこうなる。うちで雇ってやろうかってなったら、学生も入り口はなんとなく寂しかったけれども、中に入ってみるといい社員がいるとなる。
蟹瀬マッチングができるわけですね。
南部マッチングができるわけです。で、去年はね1400名籍をパソナに置いて、そして中小企業を回った結果。2、3か月ぐらいで約90%、1200名ぐらいの方々が決まったと。
蟹瀬それ素晴らしいですよね。
南部今年は70%ぐらいは決まっていますね。
蟹瀬派遣だけではなくて、雇用革命ってことをおっしゃってますよね。その一つですね。
南部インフラ作りですよね。若者に対する新しい雇用とは、9時から17時半までを正社員。それ以外、非正規で正社員でないみたいな形になります。そうではなくて、週3日働きたいという人もいるはずです、若者でもね。芸能活動しながらだとか。いろんなそういうインフラを作っておいて、選択性があるという仕組みを作ってるんですよね。
蟹瀬実際に雇用革命というと、いろんなプロジェクトがあると思いますけど、どういうものがあるんですか?
南部限りないですよ。例えばワークシェアリングで働き方をシェアリングする。午前と午後2人で1つの仕事をする。月水金と火木と、2人で1つの仕事をするという仕組みもあります。それから介護、ご両親の介護しながら1日4時間だけ働きたい。あるいは9時から5時半までで残業はできない、こういう方々に対していろんな働き方を作っています。
蟹瀬あと農業を経営できる人材の育成というのも入ってるんですか?
南部全員が企業人として働くんじゃなくて、やはり中には農業もやってみたいっていう人もいますよね。そういう人たちのためにまず農業のイロハを教えましょうと。
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