雇用の「三方よし」がある社会へ!「とらわれず」進める手法は「社内国会」
株式会社パソナグループ
代表取締役 グループ代表
南部 靖之
今日本は少子高齢化に伴い労働人口の減少化が危惧されている。その一方で派遣切り、リストラといった雇用問題が顕在化している。日本の経済を左右する労働と雇用の問題。その中で新しい働き方の提案で革命を起こしている賢者がいる。パソナグループ率いる南部靖之である。雇用革命による人材派遣業、その成長戦略に迫る。
南部人がいる所に仕事がやってくる。インターネットによって、週3日だけとか、あるいはオーディション型でお金を出す人、仕事をする人など様々出てきた。映画を作るときに、役者、脚本家、などみんなが集まってきて、照明家など集まってくるでしょ。ああいう感じだと思うんですよね。
だからこれからは、やっぱり人がいるところに仕事がやってくる社会。もっといえば、会社と働く人がイコールで同じ立場で頑張れるような、そんな社会が来ると思います。
蟹瀬それをコーディネートしていく会社なんかが成立していくってことですか?
南部いろんな仕事をしたい場合。例えば、どういう教育を受ければいいかっていう、新しい教育産業が生まれますよね。それから午前と午後2つの仕事をしたいっていう場合に教育だけではなくって、やっぱり籍をどこかに置いておかないとアレンジしてもらいずらい、自分で探すのは大変ですよね。だからきちっと見つけるという部分でのプロデュース、エージェントという組織も要りますよね。
蟹瀬そこで収益を上げていくことになるんですね。
南部それから、そういう方々の将来の夢に対して実現させようと、企画担当のプロデューサーもいるかもしれませんよね。いろんな仕事が生まれてくると思いますよね。
リーダーにとってのビジネスの原点、大切な思い出。賢者のオリジン
白石南部代表、今日は何をご持参いただいたでしょうか?
南部物はないんですけどもね、心の中に原点である言葉があるんですよ。
白石言葉。
南部ええ、「とらわれず、こだわらず、惑わされず」。ビジネスやるとね、どうしても会社を大きくしたいとか、日本一なりたいとか、あるいはお金持ちになりたいとか、やっぱりいろんなものにとらわれますよね。
蟹瀬まあ当然ですよね。
南部また地位とかいろんなものにね惑わされますよね、こだわったりしますよね。それよりもやっぱり最初の会社を起こした時の気持ち。いろんな問題を解決してみたいとか、あるいは志、事業をやってる中で消えていかないように、しっかりと持ち続けたい。
僕はやんちゃ坊主で、お寺に預けられたんですよ、家の近所の。中学校、高校、大学とね。その時の住職が、おい南部君、この言葉を忘れたらあかんぞと。
蟹瀬そうなんですか。まさに人生の原点ですね。
南部だから僕はいろんな仕事をするときに、社会のために頑張ってるか、役立つか、お金にとらわれてないかな、とかね。常に考えることにしています。
白石では次に手掛ける3つ目の変革、そのキーワードは何でしょうか?
南部これはね、「個人自立社会」。
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