ガン患者にQOLを！自らの罹患と大臣経験を経た問題意識と挑戦【後編】

保険外併用療養費

坂口これはですね、保険に適用している治療を受ける、それで保険に適用されていないことも一緒にやっていく場合に、そうすると全部保険外ということになってしまうのが多いわけなんです。同じような治療が受けられるようにしていくという方向に、方向としては持って行かなきゃいけないと。

宮川それを第一歩として記載をしてもらうということですね。

寿命

宮川まあこれから超高齢社会ということなんですけれど、その中でもやはりこう言った法整備とか皆様方の活動は大切になりますですね。

坂口やっぱりがんが完全に治ってしまうということになる時代が来ればこれはいいわけですけれども、まあしばらくの間はですね、がんと共存しなければならない時代が続く。

がんと共存する時代

坂口高齢者が増えてくれば増えてくるだけそういうふうになってくる。するとそういう人たちは働かなくてもいいのかということになれば、やっぱり働くということと結びついてこないといけない。私はこの就労、労働と言いますかね、労働寿命ということを言っておりまして、

労働寿命

坂口健康寿命はありますけれど労働寿命を延長していくということにしないといけないと。そのためにはもっとより良い治療方法というものが確立されていかないといけないということが大事じゃないかというふうに思っております。