多様なライフスタイルに寄り添い切る住まい作り、を実現する「住」道とは?
ジャパン建材株式会社
代表取締役社長
小川 明範
JKホールディングスの中核企業として存在感を発揮する、ジャパン建材株式会社。住宅だけでなく、公共施設や商業施設などの非住宅分野にも力を入れグローバルに事業を展開する同社。顧客の多様なライフスタイルに寄り添うため、代表取締役社長小川明範が社員に提唱するのは「住」道。
人から貪欲に学び、自ら考え自立をするとともに試練を乗り越えタフであれ、より良い住環境を提供することで社会的なコミュニティの形成につなげたい!小川の目指す道とは
蟹瀬賢者の選択 Leaders、ナビゲーターの蟹瀬誠一です。
福井福井仁美です。
蟹瀬今回は成長戦略の要として、働く人たちが成長できる職場作りを目指す、ある企業の取り組みに迫ります。
成長戦略の要として 成長できる職場作りを目指す ある企業の取り組みとは?
ジャパン建材株式会社。
1937年、創業者𠮷田猛が丸𠮷商店を創業。
1950年代後半、販路拡大に取り組むとともに、合板の製造にも参入。
1998年、興国ハウジングと合併し、ジャパン建材設立。
2006年、JKホールディングス発足。住宅だけでなく、公共施設や商業施設などの非住宅分野にも力を入れ、総合建材卸売業を中核に事業を展開。
建築資材の専門商社としてジャパン建材を牽引するのは代表取締役社長 小川明範。
小川事業活動を通じて、我々、特に社員が自己実現や成長したり……。人間力を高めることができる企業にしたい。
人間力を高めることが企業の成長につながる。小川が唱える、人事改革による企業強化戦略とは?
福井それでは、本日のゲストをご紹介します。ジャパン建材株式会社 代表取締役社長 小川明範さんです。よろしくお願いいたします。
蟹瀬どうも、よろしくお願いいたします。
小川よろしくお願いいたします。
蟹瀬小川さんは日ごろから企業の成長には「人間力」が大事だとおっしゃっていますよね。今日は、その「人間力」をどうやったら強化できるのか、じっくりお話をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
小川よろしくお願いいたします。
福井さて、冒頭のVTRにもありましたが、ジャパン建材は総合建材卸売業として、事業を展開されていらっしゃいます。具体的にはどのような事業なのでしょうか?
小川住宅を建てるときに必要になる建材がありますね。これを数多く取り扱う、言ってしまえば問屋です。たとえば、フロアですとか、下地材の合板、あるいは住宅そのものに使うのではなくて養生したいときに使う養生テープですとか、大工さんが使うようなモノですね。こういったものを幅広く取り扱っています。
蟹瀬住宅を建てるにしてもいろいろニーズが変わってきていると思うのですが、その辺りはどのように配慮されているのですか?
小川今までは住宅を建てて終わりだったと思うんですね。ところが本来、住宅というのは建ててから、いかにお施主さんに寄り添ってメンテナンスをしたり、あるいは家族構成が変わったときに、4LDKで区切っていたものを2LDKにして、ご夫婦二人で住む、そういった提案も全部できなければいけないのですが、今後はそういったことに力を入れていかなければならなくなってくると思います。
蟹瀬衣食住とよく言うように3つの基本要素ですよね、我々が生きていく上の。
小川そうですね。
小川衣も食もおそらく世界水準が非常に高いと思います。どこに行っても一流のモノが食べられたり、機能性の非常に高い衣服がすぐに手に入ります。
ところが住宅は、私はそうは思ってないんですね。本来は住まい手本位の住宅に変わっていかなければいけない。それに一部の方は気づき始めて、そういったライフスタイルの提案ですとか、住まい方の提案を織り込めたコト売りをやられているのですが、逆に言うと、まだまだ底上げの余地があると思っています。
蟹瀬だけど、実際に家が建っている場所って、日本全国いろいろな場所になりますよね。そういう場合の対応というのはどういうふうになさっておられるのですか?
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