創業100年を迎えた老舗封筒企業のリーダーが目指す「成長を続ける企業 」とは
株式会社イムラ封筒
代表取締役社長
井村 優
株式会社イムラ封筒は、1918年に荷札の製造販売からスタートし、現在では封筒業界でトップシェアを誇る老舗企業だ。代表取締役社長 井村優は「これからは製造業でもサービスを売っていく必要がある」と唱える。企業の進化を促すために井村が行った改革は、社員の意識を少しずつ変えていく。
坪井 さて番組ではリーダーズチョイスと題しまして、ゲストの方に選択の基準、敬愛の人、賢者の文の三つの中からカードで一つ選んでお話しいただきたいと思います。それでは井村社長、お願いします。
井村 はい。
蟹瀬 「選択の基準」を選ばれましたけども、井村さんにとって選択の基準は何でしょう?
井村 英語で言うIとWeの主語の違いです。要するに主語がIなのかWeなのか、会社は誰のものってなったときに、Iではないんですね。いつもWeなんですね。そのために何をしなければならない、どういうことをチョイスをしなければならないということを考えると、いつでも答えは一つになるという法則が自分の中にできておりまして、それで今日まで来ることができました。
蟹瀬 今日のお話を伺ってですね、社員の意識改革というのはもちろん大事ですけれども、経営者の意識改革がいかに大事かということがよくわかりました。どうもありがとうございました。
坪井 ありがとうございました。
井村 ありがとうございました。
選択の基準―「IとWeの違い」。会社は一体誰のものなのか、そしてその答えに対して何をすべきなのか。そう自らに問いかけることで、答えがおのずと見えてくる。その答えこそが、これから歩み続ける未来への道しるべになる。
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