「縁結び」という使命。社長の地位を捨て、理想の会社を立ち上げた男の生き様
株式会社エントリー
代表取締役社長
寺本 潤
少子化問題に伴い、日本の労働力は大きな課題となっている。株式会社エントリーは、人材派遣業を通して労働力不足の改善に日々挑み続けている。徹底的に働き手に寄り添うことで革新的なビジネスモデルを打ち出すのは、代表取締役社長 寺本潤だ。寺本が持つベンチャースピリットと、社長と社員の関わり方から彼自身の「生き様」が見えてくる。
実際にオペレーション業務を行っている社員にも話を聞いた。
(インタビュー:24時間登録受付センター リーダー 加藤 聖子さん)
ドーキンズ 面接をする上で気を付けてるところって、どんなところがありますか?
加藤 おそらく不安を持って応募していただいてると思うので、その不安を解消して楽しくお仕事のことを考えていただけるように、面談を進めています。友達と一緒に応募という方が多くて、楽しい雰囲気のままこちらに面談を申し込んでいただいてるので、一緒に楽しく進めてます。
(インタビュー:24時間登録受付センター リーダー 髙田 優紀さん)
ドーキンズ 24時間面接をできるということですけれど、電話をかけたら「あれ?」みたいなことってありますか?
髙田 予約をしたこと忘れてて、かかってくると思わないからお風呂に入ってたりとか、あとスッピンのままだったりとかで、これから化粧を直してきますっていってしばらく戻ってこなかったりとか、いろんな方と面接するので、その中でも丁寧な対応かつ、やはり人数もさばかなきゃいけないので、なるべく簡潔に分かりやすい説明を心がけています。
(インタビュー:24時間登録受付センター リーダー 加藤 竜太さん)
ドーキンズ 登録の上で気をつけていらっしゃることはありますか?
加藤 はい、身分証の確認ですね。社会人の方、学生でもそうですけれども、やはり身分証の確認というのは徹底してます。
ドーキンズ こちらの職場、女性がたくさんいるなぁと思ったんですが。
加藤 そうですね。
ドーキンズ すごい明るい背景の職場なんですね。
加藤 そうですね、はい。どこの支店でもアットホームな職場だなということで、はい。みんな思っていると思います。
松尾 その他にはどんなところで、差別化を図っているんですか?
寺本 現場で働いたスタッフが、働いたその日にお給料がすぐにもらえる仕組みをとっております。
エントリーでは、セブンペイメントサービスと提携し、24時間365日、即日全額受け取りサービスを実施している。このサービスについて担当者に話を聞いた。
(インタビュー:支店経理部 リーダー 植村 麻梨子さん)
植村 今当社の支払い方法が、口座を通して受け取りをいただく形としては、週に2回受け取っていただく「週払い」という支払い方法と、月に1回お支払いをさせていただく「月払い」。
あとですね、毎日受け取りをされたいという方については、支店までご来店いただいて、現金でご精算をいただくというご用意がありました。しかし、支店までご来店いただく交通費がかかってしまう、あとは来店時間に限りが出てしまうっていうところから、土日祝日お渡しができないとか、そういった制限がなくなるっていうところで、就業がしやすい環境を作ってあげられれているっていうところは、すごく大きなところかなと思います。
特に夜勤勤務を希望される方なんかは非常に好評で、勤務が終わって朝、当社の「スマジョブ」から振込申請をしていただくと、帰り道、家に着く頃にはもうお金が振り込まれていると。なので、翌日何かご予定がある方はすぐにそのお金を使っていただけるというところで、お声としては非常に好評です。
松尾 それだけ便利な一方で、この派遣業といいますと、やはり企業側と働く人とのパイプになるものですから、時には板挟みにあって、ご苦労をなされることもあるのかなと思うんですけれども、いかがですか?
寺本 はい。僕自身も今から25年前は派遣スタッフで登録して、派遣スタッフで働いていました。その経験を元に当社では、現場にフィールドディレクターという、現場の管理社員を配置しています。
管理社員であるフィールドディレクターとは、どのような仕事をするのか。担当者に話を聞いた。
(インタビュー:フィールドサポート部 リーダー 飯島 崇史さん)
飯島 初めて就業していただくスタッフさんに対しては、不安をなくせるようにということで、サポートをしています。お客様に対しては、コミュニケーションを日々取って要望に応えられるように仕事をしている形になりますかね。毎日社員がいる弊社に関しては、お客さんからしたら社員さんが出てくれるのはありがたいという形で、受け取っていただいておりますので、FD(フィールドディレクター)の仲間を増やすって言って、スタッフさんからもお客さんからも必要とされるエントリーファンを増やしていこうと思っております。
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