(後篇) 日本の未来を担う子どもをいかに支援する?強い志が不可能を可能にする!
一般財団法人 大吉財団
理事長
山本 吉大
一般財団法人 大吉財団は2017年に理事長である山本吉大によって設立された団体だ。災害支援だけでなく、子どもへの学業支援にも力を入れている。今回は子どもへの支援の取り組みをいかにして推し進めているのか、日本が元気になるには子どもたちが夢に向かって生き生きと暮らす社会づくりが必要不可欠だと語る山本の目に映るものとは?
今回の賢者の選択リーダーズは、前回に引き続き一般財団法人 大吉財団 理事長 山本吉大。
前回の賢者の選択リーダーズでは・・・
ドーキンズ 一般的な支援団体とは何が違うんですか?
山本 NPOだとか、このボランティア業界の支援型のベンチャーキャピタル。
個人の会員様は自らが被災されるということもあるわけなんですよね。いち早くそこに駆けつけて、色んなお手伝いをすると。
大吉財団は少人数で独立した災害支援を実践。
山本 5人1チームもしくは10人1チームぐらいで、どうやって安全に効率的に動かしていくか、こういうチームリーダーを我々は育てていくと。
そして大吉財団のもう一つの柱は、子ども支援。
山本 今ここを何とかしないと、ちょっとこの国も大変なことになるんじゃないかな。
全ての子どもが夢を持てる世の中へ。山本が取り組む、子ども支援事業とは?
宮川 ボランティアを必要としている場面が様々あると思うんですけれども、その中で災害が一つありました。もう一つ、子ども支援事業。これを選ばれたのはどういうことなんですか?
山本 子どもを取り巻く環境っていうのは、どんどん近年悪化しているわけなんですよね。やはり経済の格差の問題だとか、原因は様々なんですけども。今ここを何とかしないと、ちょっとこの国も大変なことになるんじゃないかなっていうふうに、私自身が思うことがたくさんあるんですよね。僕自身も企業を経営してきた経験で、たくさんの若者とお話する機会もありますし、たくさんの学生の採用に携わってきて、自分たちが20歳になって、さあ今から何をしようっていうことを決められない若者っていうのが、圧倒的に多いと僕は思ったんです。それは一つの原因で、子ども時代に自分が何をしたいかとか、自分の夢は何かっていうことを考える機会だとか、考えるチャンスっていうのは非常に少なかったんじゃないかなと。だから、自分が会社を選ぶときも、自分がやりたいことだとか、そういったことで判断するんじゃなくて、会社の規模だとか、働く条件だとか、いわゆるスペックで仕事を決めちゃう、選んじゃう。だから、やってみて「えーなんかちょっと違うよな」っていうところで、2年とか3年で転職してみたいとか。そういった方々が多いんじゃないかなと。ここを何とかしたいなっていうのが、僕の子ども支援の取り組むきっかけです。
宮川 子どもの支援って、幅がとても広いんですけれども、どの辺にフォーカスされてるっていうことですか?
山本 我々は子ども支援で、多くの団体を支援しております。家庭的に裕福でない子どもたちだったりとか、虐待だとか、いじめに遭っている子どもたちを支援している団体だとか。一方で非常に頑張ってる将来のリーダーですよね。そういった子どもたちも育てていかないといけないし、いろんな幅広いカテゴリに分けて、そういう団体を支援をしてます。
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