成長を遂げる過程で顧客のニーズを掘り起こす元となった「2人の消費者」とは?!


株式会社マルカン
代表取締役社長
松本 幸彦

特選インタビュー

総合ペットメーカーとして成長を遂げ、2012年には全国の中小企業の中から経済的社会的に優れた成果を挙げている企業に贈られるグッドカンパニー大賞グランプリを受賞するなど、ペットビジネス業界のリーディングカンパニーとして業界を牽引し続けている。株式会社マルカンのリーダー、松本幸彦の成長戦略に迫る!

こちらは鳥取県にあるマルカンの工場。ここでは犬のフードやおやつなど、約190種類の製品が作られている。

製造技術統括本部 本部長 取締役 同前 孝志

同前フードっていうのは、栄養としての機能、それからあとは歯を磨くとかというような物理的な機能、それから幾分かダイエットとか毛並みとかという、生理機能に関する第三機能があるんですけれども、そういうものをやはり今後どんどん取り入れて、いろんな犬種の犬にマッチしたような食餌、フードを作っていきたいと。やはりお客様が手に取ってくれたり、購入するというのは、その商品の価値を買っていただけるものだと思います。ですので、その対価に見合った価値のものを作るということを、大事に考えています。また、非常に激しい競争の時代に入っておりますので、他社にないような独自のものを、ここでどんどん開発して製品化していきたいと思います。

+αのニーズに応える

蟹瀬僕のところでお世話になっているペットショップですけれども、そこへ行くと本当に食べ物一つにしても、いろんな種類が置いてあるんですよね。もうね、ペットの飼い主って自分の子ども以上にペットのケアをする。子どもと違うところは、ペットだとお金に上限がない。どんどん使っちゃいます。子どもの方がまだ節度があります。(笑)

松本やはり愛情という部分がですね、家族の一員だと。家族の一員だと考えると、本当にいろんなサービスを作っていかなくてはならない。もうその部分が、どんどんこの業界が広がっていくだろうなというところになると思います。

蟹瀬単にかわいがるだけじゃなくて、やはりペットと生活することによっていろんな心のストレスが癒されるとか、こういうのはもう科学的にも証明されていますよね。これからそういう需要も、僕はずいぶんあるのではないかという気がしますね。

松本そうですね。本当に癒し産業で、人間がペットを飼うことですごく癒される、幸せになれる、こんないい職業はないなという風に思っておりますし、これからどんどんそういう商品を、フードを提供して、飼育環境を整えていってあげることで、人間も幸せになれますし、ペットも幸せになるだろうと。

白石一緒にいられる環境というのはすごく整ってきましたよね。それと一緒に行けるカフェだとか、一緒に行けるホテルとか、すごく増えてきたので。

蟹瀬まだまだヨーロッパなんかに比べるとね、日本は遅れているなっていう気はしますけれどもね、電車だとかバスだとか。船なんかも自由に乗れたりとか、レストランもかなり犬を連れて入れるっていう環境が、ヨーロッパに行くとありますけどね。

松本もう住宅事情もね、ペット一緒に入居してもいいですよと。最近では猫カフェとかね。昔はドッグ・カフェだけでしたけれども。猫カフェが最近出てきましてね。もう本当に様々な癒しの部分で産業が広がっていると。

蟹瀬ただ、そういう意味では、かわいがるだけじゃなくて、飼い主の方もマナーをきちんと守っていくということが、重要なポイントになりますね。いわゆるペットブームと言われてもうずいぶん経つのですけれどもね、ペットを巡っての、いろんな問題というのも明らかになってきている気がするんですね。

松本そうですね。

蟹瀬僕、実は動物愛護委員会ってところのメンバーなものですから、近隣との問題だとかペットによるいろんな糞尿の始末だとかね、そういう問題出てきていますよね。これはどういう風にお考えなのですか?

+αのサービス

松本生き物なので、食べるとやっぱり糞もしますし、おしっこもすると。ですからその環境自身を、じゃあどういう風に改善ができるか。私達食べ物を売ってばっかりじゃなくて、もっと環境モラルを上げられるようなことができないか、というようなことも考えておりましてですね。例えば商品名で言いますと、「うんちをポイ」「おしっこにシュ!」というような商品がありまして。これはワンちゃんのうんちをきちっと取ってあげてくださいよと、おしっこもこれをかけてあげてくださいね、中和させますよという、環境をもっと考えていかなくてはならない。

散歩中にうんちをしてしまったら、このように掴んで持ち帰ります。このままトイレに流せるので無駄なゴミも発生しません。散歩中におしっこをしてしまったら、その部分に中和剤をかけるだけ。

松本やはりペットを飼っている方っていうのは、それが当たり前のようにしておりますけれども、そうじゃなくて、飼ってない方が見て、嫌な気持ちにならないように。やはりそういうマナー、モラルを上げていこうと企業を代表してやっていかなくてはならないと。

蟹瀬それはものすごく大事ですよね。僕なんかマンションに住んでいますが、集合住宅だから、当然犬はかわいいと思っていても、犬が嫌いな人もいるわけだし、やっぱりマナーが悪いと、もう飼っている人全体がね、言わば社会の悪人みたいな見方をされたりすることもありますものね。それはやはり飼う方のマナーは、飼う方が考えなきゃいけないというのがありますよね。

松本そういうことです。やはり共生してですね、飼っている方、飼っていない方。飼っていない方からでも「いいね」と、すごく幸せですね。というような環境を作るためには、そういう商品の開発をして、いかにスムーズに飼育していただけるかということをサポートしていけたらなと。

蟹瀬それと僕もう一つ気になるのが、かわいいからと飼ったのはいいけれども、大きくなったから、もうこれは飼えないからって捨ててしまうとかね。そういう無責任な飼い方はやっぱりやめてほしいなって、愛犬家の一人として思いますね。

松本もう本当にかわいいだけで、すぐ飛びついて飼うのではなくて、しっかりその家庭環境を考えて実際にそのワンちゃんを迎え入れることができるかとか、猫ちゃんを飼うことができるのかとか。やはり生き物を飼うことの難しさ、しんどさというのはありますから。きちっとその分を考えて飼育者を増やしていきたい。そういうアピールをして貢献をしていきたいという風に考えていますね。

蟹瀬一度飼ったら最後まできちんと面倒を見てあげると。もう一つはやはり、ペットショップなんかの問題ね、要するにペットの流通の問題というのも僕はあると思うんですね。いわゆる殺処分というような、かわいいペットが殺されていってしまうというようなシステムは、一日も早くやめてほしいなという気がしますけれどね。

松本やっぱり環境を整えていってあげないとダメですね。

白石最後に今後の展開についてお話を伺いたいと思います。

今後の展開

白石今後はやはり国内だけではなく、海外にも目を向けてやられていくのかなと思うのですけれども、その点についてはどうお考えですか?

松本日本のマーケットだけではなくて、海外にも非常にたくさんの飼育者が、ワンちゃん猫ちゃんがいてると。世界に通用するような商品を開発して、裏付けとしてはやっぱり飼育環境をいかに整えていけるか、長生きをしていただくか、健康にいかに育てているかということをやっていきたいと。それをしないと、単純に海外に出ていって、物を売りたいと、まあ、安ければ売れるかもわかりませんけども、それではやっぱりビジネスとしてあんまり面白くないと。やはり変わったもの、世の中にないものを開発をして、世界にまたチャレンジをしていきたいと、考えております。

蟹瀬そこでやはり大事なのは、日本が一番誇りに思っている安心安全。こういう業界の中で、世界に是非広げていっていただきたいと思います。

松本そうですね。頑張ります。

蟹瀬ありがとうございました。

白石ありがとうございました。

松本ありがとうございました。

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出演者情報

  • 松本 幸彦
  • 1970年
  • 大阪府

企業情報

  • 株式会社マルカン
  • 放送日 2014.05.18
  • 業種:
  • その他製品(ペット用品、ペットフード、小動物・観賞魚)
  • 本社:
  • 大阪府
  • 所在地住所:
  • 大阪府大阪市淀川区西中島7−1−26 オリエンタル新大阪ビル12F
  • 資本金:
  • 7000万円
  • 売上高:
  • 176億円(平成29年2月現在)
  • 従業員:
  • 370名(平成29年2月現在)

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