「地域共生」の精神で、人とのつながりを大切にする証券会社の成長戦略
むさし証券株式会社
取締役社長
小髙 富士夫
むさし証券株式会社は埼玉県に本拠地を置く証券会社だ。数多くの証券会社が東京に集中する中、地方都市で地域密着型の対面営業を選び、地域貢献、社会貢献で地元との距離感が非常に近いのが特徴となっている。取締役社長 小髙富士夫が唱える証券業界の未来、競争に生き残るための企業の付加価値とは?証券会社が地域との共生を目指すためにユニークな戦略に迫る。
森山 高齢社会でターゲットを高齢者に定めて、スポーツがいいんじゃないかって話になりました。
ドーキンズ おおお。運動だけじゃなくて楽しみや生きがいが重要になるんだ。
森山 経費がすごいことになるかなって。
山田 最初は経費を抑えて、利用者が増えたら設備投資も増やしていくようにすれば(いいと思う。)
ドーキンズ 経済学部だったんですけど、なんにも出てこないです。
ドーキンズ これすごい私アピールポイントとして推すのいいと思う。
山田社長は施設の利用料金を安く設定する代わりに、併設するカフェなどで利益を出し、設備の増設に充てることをアピールポイントにするという。
ドーキンズ かなりプランも本格的です。私高校生の頃考えてなかったです。
ここからは各グループの事業プレゼン。その事業に対し、グループごとに採点を行い、投資を行う会社を決定する。そして最終的に事業計画に対し、どれだけ資金が集められたかまでを行う。今回、各グループが考えた起業テーマはこちら。人工知能やITを使ったビジネスや既存の製品を進化させた商品開発など、人々の暮らしに寄り添った高校生らしい夢のあるビジネスが発表された。
そしていよいよ山田社長のグループの発表。
山田 ターゲットは高齢者ということなので、名前がわかりやすいというのと、代表者が私なので「スポーツセンターやまだ」と言う名前にさせていただきました。高齢者が入れるように限定時間として朝早くとか、夕方の時間帯は高齢者のみにすることによって、皆さんが楽しめるような時間ができたらいいなと思ったので、それをアピールしています。あと、運動後の休憩場所としてカフェを設置しています。
ドーキンズ 収益性のところですね、月額は安いんですけど、カフェとか日用品を売ることによってそこで儲けていくことができるので、たくさん人を呼び込めると。あと儲かった後にどんどん施設を増やしていくことができるので、よりたくさんの種目を高齢者の方に体験していただけるというのもアピールポイントですよね。
山田 そうですね。
河西 以上で発表の方が終わりました。
ドーキンズ 発表の後は事業に対する投資が行われます。私達のグループに資金が集まるのでしょうか?
ドーキンズ 私はですね、今「介護くん」と「透明マスク」に投資をしました。すぐに儲かりそうなものと、これから伸びそうな市場ということで選ばせていただきました。
森山 うちの班に来てる!
ドーキンズ うちの班結構来てるじゃん!集まってるじゃん!やったぁ!
スポーツセンターやまだの運営資金は15億円。果たして資金を集めることはできたのか?
山田 結構集まった。2億円投資してくれた人もいました!
ドーキンズ おー!11億!
森山 すごいですね。
ドーキンズ なかなか行ったね!
今回最も多く資金を集めることができたグループは?
河西 優勝は株式会社クリアの透明シリーズ第1弾・マスク!こちらに決定しました!
最も多く資金を集めることができたグループの生徒にお話を聞いた。
生徒 普段考えないことを、みんなで話し合ってアイディアを出すってことが楽しくて、いい経験になりました。
生徒 将来会社に就職したときに、自分の意見を言えるようにできるかなって思いました。
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